江國香織の「きらきらひかる」を読んだよ

きらきらひかるきらきらひかる
江國香織

新潮社 1994-05
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キュンメルなんて変わったリキュールが登場する一方でジンはただのジンだしウイスキーはただのウイスキー、ホモや情緒不安定でアル中といった属性は目をひくが、一人一人の登場人物の描き方は浅くてどんな人間なのかよくわからない。結末は唐突過ぎて、けっきょくこの本で著者は何を書きたかったのかよくわからない。見掛け倒しで小手先で書かれた小説だなぁと思った、苦手。