渋谷シネセゾンで黒沢清監督の「叫(さけび)」を観たよ

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叫
林 巧

角川書店 2007-01-06
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薄汚れて不吉な空気が漂いSFに登場する近未来都市を思わせる東京湾岸で、手口の似た殺人事件が続き地震が頻発する、事件を担当する刑事の心に浮かぶ「自分が犯人ではないのか?」という疑問。最終的にはきちんとオチがつけられるのだが、なにかモヤっとした気持ちが残る。
人が邪魔者を殺して過去をなかったことにすることなんてできないし、土地がそこで起きた様々な過去をコンクリートで塗りこめてなかったことにすることもできない。ってことでOK?