五反田の『魚金』と『ビストロUOKIN』をはしごしたよ

料理のタイプは全く違うとはいえ、徒歩一分ぐらいの距離にある系列店なのに受けた印象は全く違った。
「魚金」は無駄にたくさんスタッフがいて、当然手が余るから客に聞こえる場所で下品なムダ話などしていてそれだけでゲンナリ、隣のカウンターの女の子がスタッフを呼ぼうと手を上げているのにしばらく誰も気がつかないのには呆れた。カウンター内の料理人たちは料理のことだけやっていて、目の前の客と絡む気ゼロでこれじゃカウンターに座る意味ないよなと思う(2時間いて一言も会話がありませんでした)。売りの刺し盛りは確かに盛りが良くコストパフォーマンスは高いんだけど、魚の種類を見るとマグロだの〆鯖だのありふれたものがほとんどで、魚屋がやってるんだったら量は少なくていいから珍しい魚が食べたいんだけどな。日本酒の品揃えはけっこうよかったけど、頼んでみたところスタッフがちゃんと日本酒を勉強してるのか怪しい感じ、枡になみなみ注ぐ演出だけでウケると思ってるのか。
お通し代の他にサービス料を5%も取られていて、なんにもサービスされてないのにと苦笑。
『ビストロUOKIN』のほうもやはり無駄にたくさんスタッフが居るんだけど(笑)、適度にフロアに散らばって客席に目を配っていてそれだけで好印象、料理の味のレベルは特別高いわけじゃないけど、例えば『五種の魚のカルパッチョ』を持ってきたときに、ちゃんとすべての魚の名前を説明してくれた(まぁ見れば大体わかるんですけど)。魚金では「刺し盛」持ってきてもなんの説明もなかったのをみると、店長の差なのかな。

飲食店って料理や酒も大事だけど『ヒトのチカラ』って重要だなと思った一日。

魚金 五反田店

食べログ 魚金 五反田店