「クーリエ・ジャポン2/16号」を読んだよ

 [雑誌]COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2/16号 [雑誌]

講談社 2006-02-02
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「初めて明かされるハーバードの一日」のタイトルの村上春樹の記事が読みたくて購入、ホリエモン逮捕を受けての特集がメイン。

ホットなネタなのでざっと読んでみたけど、日本にいればそこらのオバサンでも知ってるようなレベルの話に、一般論をまぶしただけの浅い記事ばかりでがっかり。これだけの数の記事を集めるのはたいへんだろうに、その成果がこれじゃぁなぁ、得るものなし。

クーリエ・ジャポン」を買うのは創刊号以来だけど、印象はそのときとほとんど変わらない。この本を毎号「買って」いれば、日本やアメリカからの視点に偏らない多様な視点を手に入れた「気になれる」と思うけど、中身まできちんと「読んで」るのにそれでもそんな「気でいる」人は相当にオツムがヤバイと思う。
この雑誌は多様な視点を身につけたような「気分」を売ってるだけで、中身はペラペラだよ。
:-p
http://moura.jp/scoop-e/courrier/content006.html

お目当ての春樹さんの記事ですが、ハーバードでの春樹さんの生活を垣間見ることができるのは嬉しいけど、まぁハーバードでの日常を切り取ったスナップ写真程度の軽い読み物でした。オリジナルはドイツの週刊誌「シュテルン」のようなのですが、ドイツでの春樹さん人気はこの程度なのかなという感じ。